それは、「1回の大地震」です。
1回耐えたら2回目はどうなるの?地震の前と後では何が違うの?ということです。
それは、「壁の中のダメージ」なんだとか。
1回目の地震に耐えて空間を確保できても、もしかしたら壁の中に大きなダメージを負っていて、とても2回目の地震には耐えられないかもしれない可能性があるんですね。
前回書いた「鉄骨の筋交い」がそれに当たります
要は、壁の中のダメージを調べてダメージがあれば修繕しないといけません。
さて、ここまでをまとめると問題が見えてきます。
地震による構造的に決定的なダメージは、地震保険で直すことが・・・できません(;◇;)
壁が床に面している面積だけでは、建物全ての壁を合計しても、半分以上を占めるわけがありませんから、全壊も半壊も認められないそうです。
さらには、大地震後の余震や別の地震に耐えられるかわかりませんので、見かけは大地震前のままでも、建物によっては、いつ倒壊するかわからないため、怖くて住み続けるわけにもいけません。
つまり、耐震性能と一言に言っても、1回しか耐えられないのか、何度でも耐えうるのかを、素人であっても、素人なりにしっかりと見極めなければならないのですね。
まあ、大きな地震なんて早々ないこともわかっているし、今の建物がそんなに軟弱なわけはないとも思っているのですが、「もし」と考えると、小心者の私は何十回と耐えられる過剰性能に落ち着くわけです。
ということで、私の決めた家は、実例や実験を通して数十回の耐震が確認されているので、絶対とは言いませんが安心です。
逆に、耐震してしまう上、防火性能も実証されているので、地震保険は我が家では無意味・・・という結論に至りました(^^)
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